2016年9月25日より、羽黒山正善院黄金堂において「出羽三山大権現」並びに「於竹大日如来」の御開帳から始まり、栃木並びに厚木にて採燈護摩供、石動山、能登島にての修行と目まぐるしく動き28日に縁日を迎えました。
そして10月30日にて御蔭をもちまして結願を迎えました。
改めて神仏の慈悲に涙が出てまいりました。
「一持秘密呪 生々而加護」
ひとたび不動明王の真言を誦せば、生まれ変わり死に変わりしても不動尊の加護を受けると・・・
我々の罪障を消滅し、天下泰平、国土安穏、そして原発早期終息、震災、台風被災地復興を祈念申し上げさせていただきました。
36日間に及ぶ御開帳に出羽三山の権現様並びに於竹大日如来さまにご縁を結ばれた方々がたくさん訪れたこと、とてもうれしく思います。
また何度も訪れて頂ける方が沢山いて結願法要にては何とも言えない雰囲気に目頭が熱くなりました。
明治維新により、神仏が分断され、仏の姿のものは破壊されるか、売られるかし、それを逃れ黄金堂に集いし神仏に心を動かされる。
われわれは真実に目を向ける時が来たのではないか、時代が目まぐるしく変わる中で何が実で、何が虚か?わからなくなってきている中で・・・
今回の御開帳は真実に目を迎える一つの歴史のページを新しく開いたように思います。
先徳方の苦労を無にしないためにも有り難い御開帳になたっと思います。
こちらを見ていっていただいた方に御礼を申し上げます。
南無三山大権現
南無於竹大日如来
感謝合掌